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ランダムエンカウントは「唱えない」「一旦手札に戻る」ので実はエルドラージタイタンとの相性はあまり良くない件

  • その中で予示+無色クリーチャー強化の《崩壊した現実、コジレック》が意外な活躍を見せる
  • 特に《再誕世界、エムラクール》は「唱えていないので相手クリーチャーのコントロールを奪えない」「一旦戦場を離れる時に生贄に捧げさせられる」ので噛み合わせが極悪なのだった。
  • 強いていえばエメリアちゃんは《約束された終末、エムラクール》がマナコスト的にもバランスがよい。ウラモグは3枚とも唱えない・戦場から離れる事のデメリットが少なくて使い勝手がいいモグ

用語集

ランダムエンカウント
《エンカウント / Random Encounter》

ソーサリー

あなたのライブラリーを切り直す。その後、カード4枚を切削する。これにより切削されたすべてのクリーチャー・カードを戦場に出す。それらは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それらのクリーチャーをオーナーの手札に戻す。
フラッシュバック(6)(赤)(赤)(あなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後、これを追放する。)

FFコラボで登場した最大4体のクリーチャーとランダムエンカウントするソーサリー。
クリーチャー以外のものはそのまま墓地に置かれてしまうので、クリーチャーの比率を高めるために「土地+クリーチャーの両面カード」「出来事や前兆(クリーチャー+インスタント・ソーサリー。微妙に挙動が違う)」、あとフラッシュバック(墓地から唱えられる)や墓地からカードを回収できるカード、たとえば《魔女の野望》があると便利ですね。
何故私が「ランダムエンカウント」と呼ぶのかというと単純に"ヒストリックランダムエンカウント"のほうが語感がいいからです。

エルドラージタイタン(エルドラージの巨人):
ストーリー中に登場するコズミック激ヤバ生物「エルドラージ」の親玉でめちゃくちゃ冒涜的なフォルムで現実を捻じ曲げるばかでかい3体「コジレック」「ウラモグ」「エムラクール」のこと。いずれも無色の伝説のクリーチャー-エルドラージ。これまでに土地がメキメキと乱動する冒険の次元「ゼンディカー」と吸血鬼やゾンビの出るゴシックホラー次元「イニストラード」にあらわれてめちゃくちゃにしていった。最終的にコジコジとモグモグは滅ぼされてエメリアちゃんは月に封印されているらしい。
MtGアリーナにおいては

  • 「モダンホライゾン3」(2024年6月)は発売とほぼ同時に実装
  • 「イクサラン」(2017年9月)以前に出たカードはリマスターセット(イニストラードを覆う影・カラデシュ・アモンケット)や「ヒストリック・アンソロジー」や「アリーナ・アンソロジー」などの独自セットで実装されており(ヒストリック:使用可能カードセット)、
    • ヒストリック・アンソロジー3(2020年5月)で《絶え間ない飢餓、ウラモグ》
    • エクスプローラー・アンソロジー2(2022年12月)《大いなる歪み、コジレック》
    • イニストラードを覆う影リマスター(2023年3月)で《約束された終末、エムラクール
    • アリーナ・アンソロジー3(2025年9月)で《引き裂かれし永劫、エムラクール》《無限に廻るもの、ウラモグ》

がそれぞれ実装されています。すなわち

  • アリーナ・アンソロジー3で「エルドラージ覚醒」のモグモグとエメリアちゃんが実装されているが、何故か《真実の解体者、コジレック》のみ未実装。なんで?
  • 元々戦乱のゼンディカーブロック(「戦乱のゼンディカー」のウラモグ・「ゲートウォッチの誓い」コジレック)とイニストラードを覆う影ブロック(「異界月」のエムラクール)にまたがっているうえにアリーナでは完全に別々のタイミングで実装されている

と若干ややこしい。

ゼンディカー・ブロック(エルドラージ覚醒)

《真実の解体者、コジレック / Kozilek, Butcher of Truth》(10)

あなたがこの呪文を唱えたとき、カードを4枚引く。
滅殺4(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを4つ生け贄に捧げる。)
真実の解体者、コジレックがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
12/12

《無限に廻るもの、ウラモグ / Ulamog, the Infinite Gyre》(11)

あなたがこの呪文を唱えたとき、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
破壊不能
滅殺4(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを4つ生け贄に捧げる。)
無限に廻るもの、ウラモグがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
10/10

《引き裂かれし永劫、エムラクール / Emrakul, the Aeons Torn》 (15)

この呪文は打ち消されない。
あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
飛行、プロテクション(1色以上の呪文)、滅殺6
引き裂かれし永劫、エムラクールがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
15/15

共通して「唱えたときに誘発する効果」「滅殺」「いずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。」を持っているので
《エンカウント》で戦場に出る→唱えた時の効果は誘発しない→攻撃→滅殺→墓地をライブラリーに加えて切り直し
という感じになります なるはずです(めくれた回数が少ないのでちょっとうろ覚え)
破壊不能/飛行+滅殺だけでも強いといえば強いんですが、土地加速気味に組んでいても流石に15マナは重いので素引きしてしまうと手札が激重になってしまうんですね……無限に廻るウラモグだけ入れてますモグ

戦乱のゼンディカー~イニストラードを覆う影

《大いなる歪み、コジレック / Kozilek, the Great Distortion》(8)(◇)(◇)

あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたの手札にあるカードの枚数が7枚未満である場合、その差に等しい枚数のカードを引く。
威迫
マナ総量がXであるカードを1枚捨てる:マナ総量がXである呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
12/12

《絶え間ない飢餓、ウラモグ / Ulamog, the Ceaseless Hunger》 (10)

あなたがこの呪文を唱えたとき、パーマネント2つを対象とし、それらを追放する。
破壊不能
絶え間ない飢餓、ウラモグが攻撃するたび、防御プレイヤーは自分のライブラリーの一番上から20枚のカードを追放する。
10/10

《約束された終末、エムラクール / Emrakul, the Promised End》(13)

この呪文を唱えるためのコストは、あなたの墓地にあるカードに含まれるカード・タイプ1種類につき(1)少なくなる。
あなたがこの呪文を唱えたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーの次のターンの間、あなたはそのプレイヤーのコントロールを得る。そのターンに続いて、そのプレイヤーは追加の1ターンを得る。
飛行、トランプル、プロテクション(インスタント)
13/13

ランダムエンカウントから出ると「唱えた時になんかする」の部分(ドロー・追放・コントロール乗っ取り)が没収されます。
とはいえ「破壊不能でライブラリー破壊」は普通に強いし「飛行、トランプル、13/13」で唱えるコストが減らせるエメリアちゃんは「引き裂かれし永劫」よりはまだ素出しのチャンスがあります。コジコジの打ち消しは微妙に使いかたが難しいねんな……打ち消したいものと手札のマナ総量が一致するとも限らないし……
そういうわけで絶え間ない飢餓モグと終末エメリアちゃんが入っています。ライブラリをモグモグするモグー

モダンホライゾン3

《崩壊した現実、コジレック / Kozilek, the Broken Reality》(9)

あなたがこの呪文を唱えたとき、プレイヤー最大2人を対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれ、自分の手札にあるカード2枚を予示する。あなたは、これにより予示されたカード1枚につき1枚のカードを引く。(カードを予示するとは、「それを裏向きで2/2のクリーチャーとして戦場に出す。それがクリーチャー・カードなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてもよい。」ということである。)
あなたがコントロールしていてこれでないすべての無色のクリーチャーは+3/+2の修整を受ける。

9/9

《穢すもの、ウラモグ / Ulamog, the Defiler》(10)

あなたがこの呪文を唱えたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーにあるカードの枚数の端数を切り上げた半分の枚数のカードを一番上から追放する。
護法 ― パーマネント2つを生け贄に捧げる。
穢すもの、ウラモグは、追放領域にあるカードの中のマナ総量の最大値に等しい個数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
これは滅殺Xを持つ。Xは、これの上にある+1/+1カウンターの個数に等しい。
7/7

《再誕世界、エムラクール / Emrakul, the World Anew》 (12)

あなたがこの呪文を唱えたとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールしているすべてのクリーチャーのコントロールを得る。
飛行、プロテクション(呪文やこのターンに唱えられたパーマネント)
再誕世界、エムラクールが戦場を離れたとき、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーを生け贄に捧げる。
マッドネス ― 6点の(◇)を支払う。
12/12

相対的に軽い(ヒストリックランダムエンカウントのベースはかなりランプなので10マナぐらいまでなら出せる)のがありがたいですが、ランダムエンカウントから出ると「予示+ドロー」「ライブラリーの大規模破壊」「コントロール奪取」が没収されています。
それに加えてかならず一旦「戦場を離れる(手札に戻る)」ので、再誕世界エメリアちゃんは本来「相手からコントロールを奪ったクリーチャーも道連れにする」はずが、「自分のコントロールしているクリーチャーだけを持っていく」ことになってしまうんですね…………あと《荒地》を2枚*1しか入れていないのでマッドネスコストも支払えんし……
ウラモグは普通に唱えて出せれば大型化+滅殺の可能性があるとはいえランダムエンカウントから出ると今までより一回り以上小さい7/7で破壊不能じゃないのもちょっとしたネック。
そういうわけでコジレックが意外な大活躍。予示できなくてもコジコジ+無色クリーチャーで出ればそれなりに破壊力があります。

*1:《難題の予見者》のマナコスト・《まき散らす菌糸生物》のキッカーコスト用。土地サーチ手段がいくつかあるので、デッキ内の"はずれ"を減らすためにギリギリまで削っている