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日記です。ありとあらゆる怪文書がここに

FMIC7743.log.exeのほぼ日記
べんりなショートカット:青年と少女、伝道師とかみさま(ゲートウェイ)
曲紹介 / MMD向け配布物 / フリーフォント「2_4_IX_1」 / 「もちもちした生物をつくる」 / 「胡乱混沌神宮開運神籤」
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ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて以下略な吸血鬼というネタの超短編

「ねえ、あなたが好きなの。ずっと一緒でいたいの。だから、あなたも、私の事好きって言って?」
「言わなかったら、どうする?」
「なんで?なんで言わないの?」
「…俺は、人を愛する事はできないし、お前を愛しいとも思わないからな」
「なんで…愛してくれないの?」
「お前は人間で、俺はそうじゃない
俺に人間の理(ことわり)は通じないからな だから無理だ」
「でも、私はこんなにあなたの事が好きなのに…」
「それとは話が別だ
…本当に俺が好きなんだったら、なんでも言う事聞くか?」
「聞くよ!どんな事でも言ってよ。」
「じゃあ、俺に殺されて、喰われても文句は言わないな?」
「…そ、それは…」
「なんでも聞くんだろ?じゃあなんでこれは拒むんだ?
…俺に喰われて、俺の一部になる、そうしたら一緒にいられるだろ?」
「…でも…。」
「駄目なら、無理にとは言わないが」
「それでも、私はあなたがっ…」「そうか、じゃあ生きてるお前とはさよならだ」
(暗転)
(再び薄明るくなる、返り血を浴びて口許にも血をつけて座っている男と、首を切られ心臓を突かれて横たわっている女)
「…そう、俺に人間の理は通じない、から…な
愛なんて、…俺にはわからない
何で俺の事を…?」
(冷たくなった女の頭を血のついた手で撫でる男)
(暗転、フェードアウト)

( ´-`)。o 0 (ハイクに書いたものに加筆)
( ´-`)。o 0 (「病んでもデレない」)
( ´-`)。o 0 (加筆したのは「(暗転)」以降。)