蝙蝠を拾った女の子の日記と吸血蝙蝠のお兄さんの超短編にしては若干長いもの。
ゆうがたにジョンのさんぽをしていると、道ばたに何かおちていました。ネズミのしがいかと思ったけど、よくみたらこうもりでした。はねが青っぽい色できれいだなあって思いました。まだいきていたので、おうちにつれて帰りました。ジョンがいっぱいほえたけど、だめでしょって言ったらほえなくなりました。
おかあさんは、こんなものはやくすてなさいって言ったけど、わたしはこうもりさんがかわいそうだからいやって言って、おかしのはこにタオルをしいて、おへやにいれました。
こうもりさんは何をたべるんだろう？って思ったけど、わからないから、牛にゅうをジョンがまえにつかっていたおさらに入れて、こうもりさんのそばにおきました。そしたら、ちょっとだけなめたので、こうもりさんは牛にゅうが好きなんだと思いました。
おかあさんがばんごはんだよって言ったので、わたしはだいどころに行きました。
ばんごはんをたべてから、おへやにもどると、こうもりさんがいなくなってて、わたしのベッドに、しらないおにいさんがいました。こうもりのはねがはえている、まっかな目の、おっきなおにいさんでした。
わたしが、おにいさんはだれ？ときくと、おにいさんはこうもりだと言いました。
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腹が減った
もう飛ぶ気力も元の姿になる気力もない
…誰か拾ってくんないかなーと道端で休んでいたら、犬を連れた女の子が俺を拾った 犬は正体に気付いたみたいだが女の子のほうは俺をただの蝙蝠だと思ったらしく家に連れていかれた
犬臭い器に入った牛乳を差し出されたので少し飲んだら落ち着いた
女の子が部屋を出ていった隙に元の姿に戻って帰ろうとしたが、変身するだけでまた力尽きてしまった
そしたら女の子が戻ってきて…まあいいか
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おにいさんは、わたしをみて、
おなかがすいたっていいました。
わたしはだいどころから、ばんごはんのからあげをひとつもってきて、おにいさんにわたしました。
おにいさんはおいしそうにたべました。
おにいさんは、わたしの手をにぎって、たすけてくれてありがとうって言って、わたしのゆびをかじりました。いたかったけど、おにいさんが、こうもりはちをのむんだ、と言ったからがまんしました。
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…腹が減って仕方がないので女の子にその事を告げたら、鶏の唐揚げを持ってきた
不味くはないが… …仕方ない、目の前のこいつで我慢するか
「助けてくれてアリガトウ」棒読みで一応のお礼をする
そして女の子の指から血をもらって、なんとか気力が回復した
痛そうだったが…「蝙蝠は血を飲むんだ、我慢しろ」
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それからおにいさんは、わたしのゆびをぺろぺろなめていました。くすぐったかったです。
おにいさんのはねにさわろうとしたら、だめだって言ったけど、わたしははねにちょこっとさわりました。こうもりのはねとおんなじはねでした。
これでとぶのってきいたら、なくてもとべるけどかざりのはねだって言いました。
はねがなくてもとべるおにいさんはすごいと思いました。
はねのはえているせなかにさわったら、おにいさんがへんなこえをだしたから、どうしたのってきいたら、はねのねもとはさわっちゃだめって言われました。
それから、おかあさんにはないしょだって言って、まどから出ていきました。
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…指の傷跡を舐めていると、くすぐったそうにした まだ子供だからな、もう少し大人なら、いや何でもない
あと羽根に触られた この羽根は飾りなんだよな…っ、根元はやめ、ぁ…
とりあえず余計な誤解を招かないためにこの事は内緒にするように言って、そいつの家を後にした
・変態だー！！(AA略)(自分が)
・性的なものは含んでおりません
