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べんりなショートカット:青年と少女、伝道師とかみさま(ゲートウェイ)
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秋葉蝙と秋葉里沙の兄妹の日常超短編

本当にアイデンティティの喪失なのか実験してみたそのいち:吸血鬼じゃないコウ(ただのオタク)と魔女じゃないリサ(世話焼きな妹)
吸血鬼じゃないので黒髪黒目です。リサはそのまま(金髪碧眼)。
そのにはヤンデレで引きこもりじゃない咼人(根暗な学生)、そのさんは廃人じゃない陵(主夫)。

「あー、お兄ちゃんまたゲームやってるー。たまにはなにか手伝ってよ。」
「嫌だ 面倒だし」
「ゲームは一日一時間だよ。」
「…はいはい」
俺と里沙(リサ)は13歳も年の離れている兄妹
俺が28で里沙が15
「なあ、髪の毛染めたいんだが」
「いいんじゃないの?お兄ちゃん、その黒髪野暮ったいし。で、どんな感じにするの?」
「…紺色」
「えー、なんでそんなよくわからない色にしようとすんの…。せめて金とかオレンジとかもっと明るい色にしようよー。」
「俺に明るい色は似合わないだろうと思ってな…紺色だったらあまりいないし、目立つだろ」
「それはそうだけど…。」
お兄ちゃんと私は実の兄妹じゃない。私が5歳の時にお兄ちゃんになった。でも、私とお兄ちゃんは本当の兄妹のように仲良し。
今は私とお兄ちゃんの二人で暮らしている。
「そういえばもうすぐ来年だな 何の準備もしてないけど」
「そうだね。でもいいんじゃないの?お兄ちゃんは初詣に行くの?」
「俺は…寒いからいい」
「じゃあ私は友達と行ってくるね。」
「ああ 行ってこい
ところでその友達って彼氏とか何か?」
「なっ…!全然違うよ。女の子の友達。」
「あーそう つまらんな」
里沙にもそーゆーのができてもおかしくない年だよなあとなんとなく思ったからちょっと言ってみた
「お兄ちゃんには彼女いないもんねー。」
「俺の彼女はシャイだからパソコンから出てこないだけだ」
「それってHなゲームだよね…お兄ちゃん。」
お兄ちゃんはオタク。暇があればゲームをしているか漫画を読んでいるかパソコンに向かっている。
「悪いか?」
俺もそろそろ結婚とか考えたほうがいいのかなーとか思っているが
家の事は里沙がやってくれているし、しばらくはこのままでいいかなーとも思っている
夢の中のように気だるい日々 ずっと続いたら幸せなんだろうか


ところで俺は誰だ?秋葉蝙(アキバコウ)、28歳…それは本当に俺なのか?もしかしたら本当の俺は別にいたりするんじゃないのか?


とどうでもいい事を考えながらゲームの電源を落として、ジュースでも買おうとコンビニへ向かった


( ´-`)。o 0 (リサの口調以外はあまり変わらないな…っていうか肝心のコウの部分がまったく変わっていない。オタクの部分も削ぎ落としたほうがよかったのかね)
( ´-`)。o 0 (リサが普段から敬語を使うのは一応年上なので敬意を表するため)