川口淳一郎教授。はやぶさプロジェクトリーダー。青森県弘前市出身。
8月23日を「はやぶさ」の語呂合わせとして市民栄誉賞授与式と講演会というものでした。
内容は小惑星イトカワに「イトカワ」という名前がついた理由からイオンエンジンとかの技術系の話からイトカワの着陸した場所に「Muses-sea」(プロジェクト名「MUSES-C」に引っ掛けた名前)をつけようとしたら「小惑星に海なんてないだろjk」という理由で却下されたとか
そして地球帰還までの旅の話。
ところで津軽弁には「じょっぱり」という言葉がありましてですね。
漢字にすると「情っ張り」。意地っ張り、強情などの意味がありますがあまりネガティブな意味ではなく寧ろ「粘り強い」「(いい意味で)諦めが悪い」みたいな言葉。
「技術ではなく根性の勝利」はじょっぱりの精神なんだろうなあ と思った。
あと「隼」って字がはやぶさっぽいという話。
ふるとりのノ部分がパラボラアンテナ、下の「十」の横棒が太陽光電池で縦棒がホーン。
・・・・・・た、たしかに。
画像はステージ上におかれていた1/3模型。太陽電池パーツが微妙にたわんでいる(地球上では重力でこうなる)のが「イトカワから離陸した時はこんな感じだったのではないでしょうか」とのこと。
あとあんまりにもいい月だったので撮影。月齢14.0。
関連動画
○公演のラストで中学生(弘前第一中学校:つまり川口教授の後輩)が「教授へのメッセージ」を読み上げたんですが
その少年がはやぶさを知ったきっかけが「動画共有サイトで見た動画で」(後に自分の大先輩であると知って驚愕したそうです)……それってこれだよね、たぶん…。
「どんなことがあろうとも」というタグが秀逸。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8858782
○ビーコンの音を「産声」と形容していたのですが
「鳥の鳴き声」というか鳥になってしまったのがUTAU音源「星海ファルコン」(ほしみ-)
http://www.nicovideo.jp/watch/nm11216418