- 作者: 伊藤計劃
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: 文庫
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カフカからオーウェルからモンティ・パイソン、なんとなく翻訳小説っぽい文体(ルビの多用からニューロマンサーを想起した)、近未来的なアイテム(人工筋肉とか「副現実(オルタナ)」とか)などなど 色々と私のツボでした。
引きこませる文体と考えさせるテーマ。面白いです。惜しむらくは「虐殺器官」が結局なんなのかいまいちよくわからない。