血と肉には何故かナース服サーフェスがあってだな…
「じゃ、採血するのでそっちの部屋に行ってください」
医者に言われ、隣の部屋に入ると、背の高い…ナース服を着た男性が注射器を持ってぼんやり立っていた。
「…次はお前か?まあそこに座れ」
言われるがままにベッドに座り、手首を出して、消毒され、注射器の針が刺さる。少しの時間で終わった。
「これは普通の分、次は俺の分だ」
言うが早いが、いきなり押し倒され、首筋を舐められた。そして、噛まれた。私は顔が青ざめていくのを感じながらも何故か抵抗できなかった。
「…ぷはっ
はい、終了しましたー…お前大丈夫か?鉄分が不足してるぞ
サプリメントを処方してもらえ」
あいまいな返事をしてふらふらと立ち去ることになった。
待合室で会計を待っていると、採血された部屋のほうから何か聞こえてきた。さっきの男と、知らない女の子の声。
「次の患者は男?…めんどくさい、リサ、お前やれ」
「あーもう…わかりましたよ…。あなたは本当にしょうがないひとですね。ひとじゃないけど。」
次は普通のナースがいいなあ…。
( ´-`)。o 0 (こんな病院は嫌だと思ってもらえたら成功)