※画像が多いので縮小表示にしています 画像をクリックすると大きいのが出ます
まずはデフォルト状態。ステージの色変えモーフだけ適用しています(やらないと白背景なのでわかりにくい)がエフェクトとかは入れてない状態です。
今回はここにエフェクト「o_SSAO」*1を適用して「透明度を0にして輪っかと羽根を消すモーフ」を適用すると
こうなります。透明度が0でもエフェクト・シェーダーで描画されるものまでは消えないんですね……。
まずは「MMEffect」をクリックしてウィンドウをひらきます。なんかモデルやアクセサリの一覧みたいなやつが出てくるやつです。
モデル名を右クリックすると「サブセット展開」という文字列があると思うのでクリックします。クリックするとそのモデルに使われている材質が全部表示されます。ここから材質に個別にシェーダーをかけたり外したり(例えば肌と服で別々のシェーダーをかけるとか……)するということもできるわけですが、今回は「Main」タブの隣にある「NormalMapRT」「DepthMapRT」に用があるわけです。
「Main」以外のタブは読み込んでいるポストエフェクトの数だけ増えるのですが今回は「o_SSAO」一つだけなのでこれだけですね。SSAOで描画される影を消したい材質(今回は羽根とわっか)の左側にあるチェックを外していくと
できました。
頂点モーフなどでポリゴンそのものを隠してしまえば手っ取り早いんですが……そうもいかないこともあるはMME側でどうにかします。
使用モデル・ステージ
モデル:PMCAv0.0.6r7製モブ子さん改変+Cloud9さんの翼パーツ(im2457863)
ステージ:Angelic Room
モデルとステージは第14回MMD杯……すなわち天ヒーのときに使ったものです。
ここからは完全に余談なんですが
14杯の予選動画を14秒ぐらいのところで止めるとうっすらと羽の形のシルエットが出ていることがわかると思うんですがこれについては意図的に残しています。
DepthMapRTのタブを開いて「無効化したい材質」に「Exclusion.fx」を適用するとこうなります。SSAOで影が描画されない空間が生まれるわけですね……普通はスカイドームとかに使うといいやつです。
*1:擬似的に環境光でできる影(アンビエントオクルージョン)を再現するものです。適用するとモデルやステージの構造物のまわりにうっすらと影が入ります。
WikipediaのSSAOのページにMMD/MMEでの扱いについてちょっと書いてたことを今知った