正体についての考察あるいは与太話無間地獄
白兎先生について考えるの回
「バンめしについては「閉塞的な田舎からの脱出劇」というテーマに加えて「更新が止まった旅館のホームページ」「コンテナハウス型カラオケボックスの廃墟を改装した秘密基地」「ねこちよ城」が尽くクリティカルヒットをキメていった」-渦音P
2019/01/19 初稿
2019/05/07 更新
2019/06/02 更新-「ひなビタとの関連性」について
「貴様は今日から、ここに記録をつけろ。それこそがドラマチックな物語のはじまりだ。」
「貴様に空の飛び方を教えてやろう」「町の外を知りたくば、バンドを結成しろ。ひとりで見る夢は夢でしかない。しかし、誰かと見る夢は現実だ。」
- 老舗旅館・八萬館の貴賓室に逗留しているメディアクリエイターの女性。千代ちゃんの最初の日記で「お父様が言うには、大事なお客様で大先生」と記されている。
- 夜風ちゃんのほうも八萬館ブログが稼働する前に白兎先生と出会っている。
- 年齢や来歴は一切不明。アリーシャからは「うさぎのコスプレおばさん」と呼ばれていたが、小学生から見た「おばさん」なのであまりあてにならない
- 公式サイトの立ち絵ではモノトーンのエプロンドレス的な感じの衣装。制服・私服(仕事着?)が描かれている他4人と違って掲載されている衣装が一種類。手に持っているのは楽器ではなく指揮棒らしきもの。
- 洋服については他にも色々持ってるらしく（生放送時はバニーガール衣装を着ていたらしい）「個性的な服装」「コスプレ女」「目のやり場に困るような格好」と度々言及されている。
- 「メディアクリエイター」を自称するだけあってバンド以外の部分でかなり色々やっている。旅館にノートPC（詳細不明）を持ち込んでいる。
- 「白兎団本部放送」の背景・ブログヘッダー（ややレトロ調に加工されている）のイラストがおそらく白兎先生の作。作風が似ている生放送の背景に移りこんでいるポスターっぽいものも多分……
- 本部放送が行われた「秘密基地*1」や家を出た後の千代ちゃんが暮らす「ねこちよ城*2」の改装を手掛けている。
- 音楽関連では「ピアノで即興演奏ができる」、「ボーカルとギターだけの「シンクロフィッシュ」にパートを追加して編曲する」など相応の知識と技術があるらしい。DAWはおそらくCubase
- 公式サイトにあるプロフィールでは「CV：???」。そもそも動画などでは一度も喋ってない。
- 「八萬館HP 女将ブログ」時代から一貫して
本人が直接出てきたことは一度も無い- 2019年4月1日、ついに白兎団活動報告（アメブロ）に白兎先生の書いた記事「令和」が出る。
- その次の記事以降ではとくにこの記事に触れられておらず「真町商店街主催のイベント」の話が続く。ちなみに改元当日である5月1日にはアリーシャの記事が更新されていました。実際に徹夜おどりが行われてましたね。
- 「兎」をモチーフとして持つはんこ屋といえば我々もよく知っている娘がおりますが……？
新元号が決まった時、一番忙しいのはどこだ？
そうだ、はんこ屋だ。
ひなビタとの関連性
・メタ的には「キャラデザの要所要所にひなビタキャラの要素が取り入れられている」キャラクターです
「兎と"はんこ屋"への言及/芽兎めう」、「「黒髪」で格言などを引用する喋り方からはりんりん先生/霜月凛要素を感じる」「オレンジ色の五弁の花飾り/山形まり花の髪飾り」
いずれにしろ本人ではないはずです。時系列がひなビタとほぼ地続きであることを考えると年齢が合わない。
・本人からの言及
八幡町でここなつのコンサートが行われたことをきっかけに日向美ビタースイーツ♪の曲を聴いたりライブ映像を見たりしています。その中で白兎先生からひなビタへの言及があったそうですが……
「ただのファンだそうです。」（梅雨の季節に入りましたね）
「にしては、詳しすぎじゃないかしら」（ただのファン？？？）
・バンめし時空におけるひなビタ♪（バンド）
ひなビタ♪は知る人ぞ知る伝説のバンドみたいな扱いになっていますね。「ひなビタ♪メンバーの事はほとんど謎に包まれている」のだそうですが、彼女達のfacebookはそこそこプライベートな内容も書かれていたので「謎」というほどでもないような気がする
「ある時期からバンド活動が無くなって」も妙な話です。シリーズの一区切りは「花のやくそく」（昨年3月に公開された）でついていますがその後も物理ライブが行われている（ただし凛・めうがいなかったのでフルメンバーでの活動＝バンド活動とするなら活動が無くなったと言えなくもない）
推測
・現時点では彼女の意図が全く読めないんですよ。白兎団(BlancBunnyBandit)は「夜風(ギター)が千代(ピアノ/キーボード)をバンドに誘う」ところからはじまりましたが、そもそも何故「バンドをやる」「ドラマチックな日常」を夜風・千代に持ちかけたのか……
・彼女が「どこから」「なぜ」この町に来たのか
全く関係ない場所から来たのか、あるいはかつて彼女自身も八萬町にいたのか
↓読んでも読まなくてもいいです
・八萬街は伝統の息づく観光都市、特に夜風・千代をとりまく閉鎖的な環境が強調されています。
その中で「外からやってきた」白兎先生は明らかな異物、部外者(アウトサイダー)、まれびと的な存在と見ることができますネ。なんでこういう話になるのかというと私自身が最近趣味で民俗学の資料をあさっているからです。
・「令和」「新元号徹夜おどり」などへの言及からリアルタイムで物語が進んでいると見て間違いないんですが、途中のシーズンまでサザエさん時空だったひなビタ（初期は進級・進学の話が出てこなかった）とどこまでリンクしているのか
・直近で行われたライブやBEMANI各機種に追加された楽曲（アルバム「Sweet Smile Pajamas Party」からの収録）は「まり花・イブ・咲子＋ここなつの2人」が参加していてめう・凛が参加していないんですよねえ
・バンめし世界ではコンサートツアーをやっていたり割とメジャーなアイドルとなったらしいここなつですが、ライブ後に更新されたここなつのfacebookでは「あの子達」との別れが示唆されているなど謎が多い
・今になって唐突に思い出したんですが
「倉野川観光課だより（業務内容の変化ということで2017年4月に更新終了）」の久領堤纒さんや"ひなひな"こと星見日向さんは今頃どうしているんですかねえ……
纏さんは音楽活動の経験があったことを示唆する記述があり、ひなひなはコスプレイヤーなので彼女たちの要素も少なからず白兎先生に組み込まれていることになりますね
・ところで本部放送の背景/ブログヘッダーの絵「うさ耳の頭巾を被った女」「獣の胴体にヤギのようなツノ」「ヘビの髪を持つ人魚」「葉っぱをくわえた鳥のようにも木のようにも見えるシルエット」「イヌ科動物のフードと手、細い尻尾」の5人のキャラが描かれておりますがこれってどれが誰だと思う？うさ耳頭巾が白兎先生（一人だけ向きが逆＝後ろ歩きで先導しているようにも他所からやってきたようにも見える）、人魚が夜風ちゃんだと思っているんですが……
